Inter BEE 2019

幕張メッセで開催(2019年11月13日〜15日)のInter BEE 2019を見学して来ました。初日の今日は、例年の開催日に比べると非常に暖かかったのですが、コンファレンスの聴講を終えて会場を出る頃には一気に寒くなっていて驚きました。

今回はセッション聴講に参加する都合上、非常に駆け足での見学でしたが、30型フィルム式のフレキシブル4K有機ELディスプレイ(シャープ)には驚きました。まだ試作品のためドット欠け(1ドット)がありましたが、その発色性、解像度はまさに有機ELディスプレイそのものでした。ブース担当者の話によると、量産時には検査時にチェックするのでドット欠けは心配無用とのこと。なお、通常の液晶ディスプレイ(白色バックライト)とは異なりRGB自発光のため、暗い画像ほど消費電力が小さくなるメリットがあるものの、映像素材によって消費電力が変化する(=白や明るい映像だと消費電力が上がる)ため、通常の液晶ディスプレイとの省エネ比較は難しいという話でした。

 

セッション:AIと放送の未来 〜 AIを活用した様々放送事例とSpecteeが見据える未来の放送のカタチ

今回聴講したセッションでは株式会社Spectee(スペクティ)代表取締役CEOの村上建治郎氏が登壇。専門的な知識抜きでも理解できる内容でしたが、実用化にこだわって開発・展開を進めてきた様子が様々な事例の紹介により目に浮かぶ様でした。より多種・大量のコンテンツを短時間に大量生産したり、ニュースの速報性を上げるには最早AIの利用は不可欠だと実感しました。

近い将来、ニュースの原稿作成、項目ネタ選別、映像編集、AIアナウンサーによる原稿読み上げのサイクルが確立すれば、もしかしたら夜間にほぼ無人となるテレビ局が出てくるかもしれないと感じました。(現場取材の記者とカメラマン、送出マスターの仕事はAIがシンギュラリティを迎えるまで当面残りそうですが。)